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5・6日目:ミラノ観光 [海外旅行]

ベニスからミラノへ移動の途中、ベローナに立ち寄り。ベローナも世界遺産都市で、かの有名なシェイクスピアのロミオとジュリエットの舞台で有名。しかし、見所は満載です。こざっぱりとして綺麗な街だと思います。
ダンテとの由来も深く、こんなオブジェもありました。もうひとつは世界遺産に登録した記念みたい。ローマのものより一回り小さいけれど、コロッセオもあって毎年コンサートなどが行われているそうです。

ミラノ観光はとても色濃いものでした。当初の予定だと6日目は観光出来ないようでしたが、飛行機が夜遅かったので夕方まで自由行動に。それを踏まえての案内をしてくれたので、自由行動の用意をしていなかった私達には、とても助かりました。
この日、サンタマリア・イル・デ・グラッチェ教会の“最後の晩餐”を観賞する予定でしたが、人数の関係で私は6日目の枠に回りました。最後の晩餐は人の吐く二酸化炭素量の調整?のため、一度に25人ずつ15分入れ換えの完全予約制です。予約は専用電話でのみの受け付けだそうです。今は3ヶ月先までいっぱいだとか。1つの絵画を見るのにこの大事は凄い!ここまで!と思いつつ、自分もその中の1人なので言えません。(@.@) 
一緒に教会まで行き、他の方が観賞している間はお隣りの教会本堂を見て回りました。内部は本当に教会そのままの姿で照明などがほとんど無く、夕方の暗さが教会の厳粛さを引き立たせていました。絵画がはっきりと見えなかったのが残念ですが、本来はこういうものなのでしょう。入る時間があってよかったと思います。

最後の晩餐の観賞時間“15分”は短いか?長いか?私を含め、ツアーの方々の意見の殆どはちょうど良い、です。驚いて、じっくり見て、背面にある絵を鑑賞して、もういちど戻って、はい、15分。始めは短くないかな?と思っていたのですが、全然そんな事は無かったです。観賞する絵はこの部屋には2つしかありませんから。適度に余韻も残って外に出るので「また来たいな」と思えるところもいいですね。絵画鑑賞が好きじゃない人はもっと早く退出もできますが、長くいることは出来ません。
さて、絵の感想ですがやっぱり、本物は良いです。色合いとか雰囲気とか、絵の大きさだけでなく、全体が持つ雰囲気に圧倒されました。せっかくの一点通し画法なのに、私の身長では食堂の一番後ろまで下がっても視点が少しずれてしまい、もう少し背が高かったらな?と思いました。(↑この絵は細長い食堂の短辺の壁にあるのですが、部屋と絵が続くように描かれていて、上手く視点が合うと部屋が実際より奥まであるように見えるのです。)最期に観賞したこともあって、この余韻を持って帰国できるなんて幸せでした。見に来て本当によかった。

ミラノ市内ではもちろん、大聖堂。正面は修復中で半分以上がカバーされていたので写真はお預けにしました。でも、中は公開中です。光によってステンドガラスの様子が変わるというので、夕方と朝方と2度も行ってしまいました。朝は屋根へ登って市内を展望もしました。屋根に登るには聖堂の横からEV(6)か階段(4、277段)です。以外とたくさんの人が上がっていました。屋根だけに足元がちょっと斜めな場所を歩きますが、晴天の空の下で気持ちよかった。機会があれば、是非、登って下さい。お薦めします。



↑聖堂より街中を望む。\(^o^)/

後は、スカラ座。ちょうどドン・ジョバンニのリハーサルをガラス越しに見学できました。リハーサルが始まる前は3階の客席から乗り出してホールを眺められました。オペラなんて観た事はないけれど、一度は行ってみたいと思いました。歴代オペラ歌手の肖像画などが飾ってあって、モーツアルトの髪の毛とか、ショパンの手の石膏とか面白いものもちょろっと。

終ってみれば、かなりかけ足の旅行でしたが、内容は随分と濃かった気がします。2度目ということで、覚えていた知識を再確認したり、再発見する事柄があったり、楽しかったです。(ブログにしてみれば写真が少なく説明がいい加減な気も・・・。残りは直接聞いてくださいね。)まだまだ見落としているところや行かれてない所もたくさんあるので、また、行かなきゃね。

P.S ベニスで出会ったぴったんこカンカンの俳優さん始めスタッフの方々と帰りの飛行機が一緒でした。いろんな意味で、最後まで見所満載だった。


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