子供のパスポート申請 [海外旅行]
まだまだ先の話ですが、やっと家族で海外旅行しよう!ということになりました。
私はもっと早くから子供達を連れて行きたかったのですが、主人の重い腰がなかなか上がらず・・・。去年一年間かけて国内旅行を重ねたので子連れでも何とかなる!と思えたみたいです。
そこで、必要になったのが子供達のパスポート。ギリギリに申請した方が有効期間も長くていいのはわかっていますが、申請が平日しかダメなこと(夏休みなどの申請だと混雑していそうなので、子供連れて長く待つのは辛いな~)、航空券の購入に記載が必要なこと(購入後でも追加記載出来るのですが、あまり日が経ってしまうと忘れそうで)格安航空券を抑えようと思ったら、300日前が発売ですからね!!、などもあって早々に申請して来ました。
申請書は都道府県関係なく貰えるので、仕事場に近い配布場所でGET。
未成年なので5年間有効のパスポートになります。
記入する上で主人と相談したのが、代筆をどちらがするか?と緊急連絡先をどこにするか?です。
パスポートの代筆者が受け取り用紙の署名ともちろん、現地での書類全てを記入する必要があるため家族全員で動く時はいいのですが、そうでない時が問題です。今回は5年後までに単独で海外に行く可能性が低いこと、仕事の関係でパパが現地集合になることから2人ともママの代筆ということになりました。
次の緊急連絡先ですが、 家族全員で動くとなると・・・これは実家に頼むしかないですね。恐らく、実家の両親と全員で海外ということはないと思うので実家の父を連絡先にしました。申請時に「一緒にご旅行されないですね?」と確認されました。お隣で申請していた女性は旦那さんが連絡先になっていたみたいで、念入りに確認されていましたよ。
用意するもので面倒だったのが写真です。パスポートの写真って背景に模様があってはいけないとか、顔に影ができていたらいけないとか、顔の大きさが〇〇~〇〇mm以下とか細かく決まっていますよね。インスタントの証明写真だと座席の高さが合わないし、家で撮るには壁紙の模様や顔に影が出来て上手くない。それに、何と言ってもパスポートですから多少のお金がかかっても写真屋さん(キタムラとかです。)で撮影することにしました。
笑っちゃいけないし、ポーズも作ってはいけないので、いつもの記念撮影とは全く違う雰囲気と注文に戸惑い気味の子供達でしたが、無事に撮り終えました。それでも、申請時に「ちょっとお顔が暗いので・・・」と言われた時には、撮り直しが必要かなとドキドキしました
申請には子供達も連れて行きました。申請書と戸籍抄本を提出して免許証で本人確認。「母子手帳を持っていますか?」と言われた時は持っていなかったので焦りましたが、無くても大丈夫でした。 その代わり、子供達の保険証を見せたました。雰囲気からすると、申請時は子供達がいなくても受付してくれるようでした。
受け取りは1週間後。受け取りに関しては日曜日もOKだし、受け取り期限内に行けばいいのでちょっと余裕があります。 そうそう、受け取り時は子供達本人の同伴が必要です
それと、子供のパスポートは大人より安くて、現在は6000円/人。受け取りの時に印紙での支払いになります。(受け取り場所と印紙の販売所は併設されているので、心配いりませんよ~。)
パスポートを受け取ったら、いよいよ海外旅行の気分が盛り上がって来るかなぁと思っています。
中央ヨーロッパの旅 Part9 [余談] [海外旅行]
今回の旅行で感じたことの一番は、チェコもハンガリーもまだ民主化途中なんだなということでした。物価は比較的安いですが、中欧は産業も少ないのか?観光でお金を集める感じがありありと!!2009年夏発行のガイドブックを買って行ったので(旅行時は最新版)それほど情報が古いこともないと思うのですが、あらゆる場所で入場料や運賃が値上がりしているのです!!これまで、こういうことに余り遭遇しなかったので余りの金額違いの多さに驚きました。
それと、今回訪れた国々はトイレ銭が殆どの場所でいるということ。公共の施設でも有料が当たり前で、トイレの前にゲートがあるものも少なくありませんでした。「最近、有料になりました」という言葉をあちらこちらで聞きました。少しの硬貨は常に持っていなければ不便です。
後、ヨーロッパではユーロが強いということ。チェコ、ハンガリーはそれぞれ自国通貨を採用しているのですが、国内ではレストラン他スーパーなどでもユーロと値段が併記してあり、ユーロでも支払い可の場所が多かったです。(ただ、お釣りは自国通貨で来る場合が多い。) そして、円→ユーロ→各国通貨の手順を踏んでも(手数料を入れても)円→各国通貨より安かったです。ちょうど、円高がユーロに対しても進んでいた時期だったので尚更でしょうが、いろいろな通貨を持ち歩くよりは日本でユーロを用意しておいて必要な分だけ現地で両替する方が良いと感じました。カード払いも使うと、現地の通貨は殆ど要らないと思います。(旅の種類にもよると思いますが、一般的な観光旅行だとの場合です。)
ただ、以前訪れた北欧諸国などは(2006年は)ユーロ払いが殆ど出来ませんでしたので、国によると思います。訪れるヨーロッパの国が自国通貨であっても情報収集をして両替を決めた方が良いみたいですね。1つ、勉強になりました。
中央ヨーロッパの旅 Part8 [ブタペスト] [海外旅行]
長かった旅行もいよいよ、1都市を残すだけとなりました。ハンガリーのブタペストに到着です。
ブタペストはドナウ河を挟んで”ブタ(西側)”と”ペスト(東側)”がある。綺麗に河で分断されているのに1つの都市を形成しているところが面白いと思います。また、ちょうど滞在した最後の日8月20日が建国記念日ということもあり、いろいろ式典も見ることが出来ました。(祝日は法律で”お店は休む(従業員は休ませる)”と決まっているそうです。大通りのレストランなどは営業していますが、お土産の店やスーパーなどは休みなので買い物には不向き。ガイドに祝日営業とあっても、この日は別扱いらしい。)そうそう、ハンガリーでは、祝日は国立の博物館等の入場料が無料になります。西洋美術館に行って知りました。ラッキー
(観光はツアーで巡った日と自由行動の日とあったのですが、街も小さくかなりダブっているので場所ごとにまとめて紹介していこうと思います。)
さて、観光はペスト側の英雄広場から。 式典の予行練習をしていて、広場の真ん中には行けませんでした。まず、式典前の日の様子。
広場の駐車場にある砂時計は1年を計測しているそうです。リングの外側に溝が掘ってあって、砂が全部落ちると”えいっ”と手動でひっくり返すんだって。大変だ! それと、広場の西側にある美術館(現代作家の作品があるそうです)。 向かい側には西洋美術館があります。
次の日の式典の様子。軍によるなんか・・・やっていました。戦車とかもありました。暑い中、見学者は広場の左右にある美術館の階段に座ったり日傘をさしたりしていました。この広場、広くて日陰がないんですもの。
軍のテントで無料で配布していたもの。タプタプの袋をみんな貰っていく。「これなに?」と思ったら、冷たい水でした。
式典といえば、ついでに。ハンガリーは海に接していないけれど、海軍もあるそうです。まぁ、でっかい河があるんだから可笑しくはないですね。新しい軍艦?の進水式もしていました。う~ん、かわいい。
次は”聖イシュトバーン大聖堂”。ベスト側にある大聖堂で、ハンガリーでは2番目に大きい。完成したのが20世紀になってからということもあってか、結構、新しい感じのする建物で装飾も色あせが余りない感じです。近代になって、これだけのものを作るのは財力等々大変だったのでは?なんて考えたりもして。宗教建物ってどの国でも、豪勢だなぁ。
大聖堂の中央の塔は96mで、両サイドの塔が80m。展望台になっているので登って街を一望することができます。本来なら、2台のEVを乗り継いで展望台まで行けるようですが、私の行った時は何故か地上から途中階に行くEVが使用不可××。狭い螺旋階段を登らねばなりませんでした。途中階からは階段、EV共に使えました。風が強かったですが、タイル製のカラフルな屋根など歩いていてもわからない街の一面が見られて良かったです。
次に、国会議事堂。 右上の写真の高い建物です。この建物も高さは96m。内部は見学ツアーでしか入れないので、自由時間にこのツアーに参加したかったのですが時間的に無理だったので断念一日近いフリー時間があったけれど、それが祝日だったのがミスでした。建国記念日だから公開していても良いだろ~と言いたい。片側がドナウ河に面していて、建物も大きくて、一枚の写真にはとても納まらないです。ドナウ河は散策路と建物の間に道路があって、びゅんびゅん車が通っていて横断歩道もないです。でも、みんなタイミングを計って「えいやぁ」と渡っていました。渡り始めれば、車は減速したり止まってくれていました。夜、クルーズでも何とか撮影しました。
↓ 横側 ↓ 正面側
↓ドナウ河側 ↓ドナウ河から(夜)
ついでに、くさり橋~国会議事堂のドナウ河のお散歩で撮った写真を掲載。河、路面電車、道路、歩道の場所と、川沿いに歩道があるところとありました。全部、ペスト側→ブタ側です。
では、ブタ側へ。
ドナウ河を挟んでペスト側とブタ側を 繋ぐ有名な橋が”くさり橋”です。通常は、車か両サイドの歩道で渡りますが、記念日は歩行者天国になっていました!!せっかくなので、橋の真ん中を通って行き来しました。写真もこの角度からはなかなか撮れないでしょう?!
”漁夫の砦” マーチャーシュ教会まで上がる階段は無料です。が、広場から上のこの、ちょこっとした展望台が有料なんですよ。ちょっと、やり過ぎでは?と思いたくなります。景観は抜群ですけどね。今は、一部修復中。
砦の前にあるのが、マーチャーシュ教会。屋根のモザイクが可愛い教会です。
内部はちょっと風変わりで、壁や柱一面に描かれたモザイク画が印象的です。これは、トルコ軍に占領された時にイスラム寺院に変えられてしまった時の名残というか、後からゴシック様式に戻す時に残したんだとか。良いのかそれで?!建物内の装飾を観て回るのが楽しい教会です。
↑イシュトバーンの頭部像 ↑ステンドグラス ↑入口の扉
時々ある色とりどりの建築用タイル(屋根瓦)は、ハンガリー陶磁器を代表するジョルナイ工房製だそうで、時々、街中の建物の壁にも写真のような埋め込みがあったりします。螺鈿のように七色に光って綺麗です。 (聖イシュトバーン大聖堂前の建物で撮影)
お土産には、自分用にヘレンドのティーカップをセットで買い、あとパプリカの粉やプロポリス、刺繍のテーブルクロスなどを買いました。中央市場に行って、いろいろ買い物をしながら絞りたてジュースを飲んで楽しかったです。パプリカに甘口と辛口があるなんて知らなかったです。一日動くには、やはりトラムやバス、地下鉄が便利。地下鉄は地下浅い場所:30段くらい階段を降りると駅のホームがあってびっくり。小さい電車と駅ですけれど、それも趣があって〇
後は帰途。 ハンガリーの空港は今、拡張中らしいですが小さいです。だから、帰り便のジャンボがひときわ大きく見えました。ラウンジも小さかったです。(パソコンの日本語表示がどういじっても文字化けしてWebが見られなかった)そ・れ・と、最後の最後に飲んだハンガリービールは余りお勧めしません(>_<) 写真のやつ。
あと少しだけ続き・・・
中央ヨーロッパの旅 Part7 [ドナウベンド地方] [海外旅行]
ドナウベンド地方(ドナウ河の曲がり角という意味)とは、ドナウ河がウィーンからスロバキアを通って、ハンガリーで流れる向きをきゅっと変える辺りをいい、小さいけれど旧名所が集まっている地域です。この日はとても天気が良くて、青い空が景観を撮るのに最高でした。建物を撮るには逆光に泣かされました
まず、エステルゴムへ。 ここの大聖堂はハンガリーで最も大きく、ヨーロッパでも5番目に大きいのだそうです。流石に中は広い。19世紀に改築されているので、初期のオリジナルは入ってすぐ左側にある赤い大理石の部分(バコーツ礼拝堂:2列目)だけ。「昔の落書きがあるんです」って話があってみんな見ていたけれど、当時の何がわかるでもない文字だし落書きは落書きじゃ!と思ったのは私だけかなぁ。
↓窓ガラスの模様
次はビシェグラード。小山を登って行った要塞跡からの眺めが◎◎ドナウ河が90度に曲がる場所が見られるところです。ここにダムを造る計画もあったとか。造りかけて取り壊したので、埋め立て跡が一部分取り囲んで見えます。
最後はセンテンドレ。小さい街でした。河岸にあるので?平坦な道がなくどこも坂だった記憶があります。小さい小道があちこちに繋がっていて、適当に歩くと広場に出るという位の規模です。
↑(木製ボディーの旧国産車らしい)
中央ヨーロッパの旅 Part6 [ウィーン] [海外旅行]
そして、”ウィーン”。今回の旅行は、ここに来るが為に決めたコースなんです!!何故なら、私はブリューゲルのバベルの塔という絵画のジグソーパズルに出会って一目ぼれしまして、どうしても実物を観たかったんです。(でも、ちょっとマニアックなので殆どの友には理解されず・・・やっと念願果たして)ということで、先に”美術史博物館”を紹介します。
美術史博物館が建っているのは、マリアテレジア広場。向かいに同じ規模の自然史博物館があります。
こちらが美術史博物館です。階段を上がった右側と左側に入口があり、入場券売り場も中です。
美術史博物館の中は、建物自体が博物館。もともとが王室の建物ですから、壁画がクリムトだったりするんです。荷物の持ち込みも、カメラ撮影もOKなところが嬉しいです。
↑ロビーからの階段と、中央の吹き抜け部分 ↓天井の絵画や装飾たち
本当はゆっくり半日~一日かけて見学したいところですが、時間が限られているのでお目当ての絵画部門だけ見学しました。絵画は2階にあるのですが、広いうえに有名なものが沢山ありすぎて、しっかり見なければ見逃してしまう・・・。いつもより短縮して鑑賞した(つもり)ですが、2時間近くいたと思います。
さて、お気に入りの絵画だけ掲載。
私が見たかった、ブリューゲルのバベルの塔
実物は写真などと別物☆やっぱり、細かな線は本物でないとみられません。帰国してから自宅のパズルをじっくり見ましたが、線のシャープさが違う。色の鮮やかさも違う。本当に観に行けて良かったです
※この絵を求めてオランダ、ベルギーの美術館も渡り歩いたので、おそらく・・・P.ブリューゲルの絵画は殆ど制覇したはず?!先日、Bunkamura・ザ・ミュージアムで開かれていた彼の版画展も行ったし・・・それでも、ぽつぽつは残っていると思います。こうやって考えると、結構、幸せ者かも。
あと最近、面白いなぁと注目していたアンチンボルドの四季・四大元素も発見パッと見は人物画ですが、良く見ると草花や動物やそれぞれの主題に関係するモノの集合体で書かれているだまし絵的な作品です。左が”夏”で右が”火”。このシリーズはどちらも4枚で、ウィーンには4枚(残りは冬と水)がありました。他はルーブル美術館と個人所有だそうです。そーいえば、この人の絵を始めて認識したのは、Bunkamura・ザ・ミュージアムだった。
もちろん、2階のカフェでお茶をしながら余韻を楽しんで、建物を出ました。次回は自由旅行で来るぞ☆と。(それは言わないでくれと連れには言われたんですが、好きなものは好きだし、まだ1階の展示は見てないしな。密かに計画しようと思っている次第です。)
さて、ウィーンのその他の観光に移りましょう。まずは、 市立公園。ヨハンシュトラウスの金ぴか像があります。他にも、有名音楽家の像がぽつぽつあるのですが、説明等されないところをみると、有名じゃないのか、とりあえず作ったものか・・・。散歩に良い公園だと思いました。木々になっている実は食べてもよいそうです。
ウィーン中心部の外側、リングと呼ばれる道路をぐるっと一周しながら撮影したのは、”市庁舎”と”ヴォティーフ教会”
王宮周辺”ホーフブルグ”は、マリアテレジア広場とリング(の道路)を挟んで向かい側です。ここは、時間の関係で外から眺めただけ(>_<)ブルグ門から中央の通りを真っすぐ、スイス門をくぐって北側のコールマルクトへ抜けました。観光用の馬車もたくさん止まっていました。ヘルデン(英雄)広場は広い
時間が無くとも、行くところには行く。ということで、シュテファン大聖堂にも駆け足で向かいました。ただ、やはり時間の関係で展望台には登らずモザイク屋根がとてもきれいな教会です。後でわかったことですが、屋根は建築用の陶器なのだそうです。入口から入るには入れるのですが、主祭壇など建物内(メインの場所)は有料です。だから、↓の写真が精一杯。
後は大きなところですね。まず、ベルヴェデーレ宮殿(上宮)。夏の離宮である庭園は、宮殿前の御庭が綺麗だったようなのですが、残念ながら今は工事中。建物正面の写真を撮ろうと思うと、とっても遠い。端っこの道を歩いて入口へ行きました。
今は、グスタフ・クリムトなどの絵がある美術館です。クリムトの「接吻」は、もう外に出ないとガイドさんが話していました。本物は写真以上に金箔がキラキラでした。
建物の特徴としては、主に2階広間ですが、建物内を漆喰を使って大理石の建物のように見せているところや、天井に絵で彫刻が描いてあるのですが中央で見ると綺麗なアーチ屋根に見えるようになっていたり、視覚効果を多彩に利用しているところです。 床だけは大理石なので化石がちょこちょこ見られるみたいです。
建物入口がある庭側は、ウィーン市内を一望していて綺麗でした。
外してはいけない”シェーンブルグ宮殿”
何故?こんな写真しか撮ってないのか??
ガイドさんの計らいで、特別に最初の20室の撮影がOKでしたただし、夜の特別見学だったのでお庭は全く見られませんでした。あぁ、またここも消化不良。宮殿内は思っていたよりも1つ1つの部屋が小じんまりとまとまっていました。良く絵画にあるひらひらのドレスで歩きまわるにはちょっと狭そうな感じ。ちょっとしたところに音楽に関係する装飾があったりしてオーストリアらしさがあるなと思いました。
中央ヨーロッパの旅 Part5 [ザルツカマーグト] [海外旅行]
ザルツブルグからウィーンへの移動は”ザルツカマーグト”と通りました。ここは、岩塩鉱脈があるところです。緑の山と青い湖と、何といっても家々がかわいい☆そして、どの家もテラスや窓に綺麗に花を飾ってあるのです。アルプスの山間のイメージにぴったりで、思わずどこでも写真を撮影してしまいました。
立ち寄ったのは、”ザンクト・ギルゲン” 。モーツァルトの母の生家がある街で、モーツァルトの子供の時の像が市庁舎前にあったりします。でも、ここは自然が一番。ヴォルフガング湖が凄く綺麗でした。水が本当に澄んでいるんです。
↑モーツァルトの母の生家(今は記念館)
次は、”ハルシュタット”。 この街は世界遺産です。街は大きくない上に湖に沿って1本道で広がっているので、ゆっくり散策しても1時間ほどあればほぼ見てまわれる街です。
斜面の上にある教会(狭い石段を上がっていくので、途中で行き道を見失いそうになった(>_<))が立派でした。
ひっそりした教会でした。
←教会からみた湖
中央ヨーロッパの旅 Part4 [ザルツブルグ] [海外旅行]
次なる都市はオーストリア・ザルツブルグです。観光の日は、朝から生憎の大雨で傘の登場です。ガイドさんの話によると、ザルツブルグはアルプスの麓なのでお天気が変わりやすいそうです。その言葉通り、11時頃にはすっきりと雨が止み、青空も見られたのでした。この街は言わずと知れたサウンドオブミュージックでも有名なところなので、映画で見られる場所があちこちにあります。・・・が、この映画も名作ながら古くなったようで知らない人も多くなってきたみたいです(>_<)
最初に訪れたのは新市街の”ミラベル庭園” 宮殿は、現在市役所と図書館ということで、庭園だけ見学です。花が綺麗な庭園で、噴水が3つもありました。庭園の奥にちょうど城塞が見えるのも構図的にはバッチリです☆本当に雨が残念・・・
←宮殿側から ↓ザルツァッハ川側から(奥が宮殿)
庭園を抜けて、ザルツァッハ川に向かうと、通り沿いにモーツァルトの家とドップラーの家とカラヤンの家があります。壁面にその旨が書かれていたり、銅像があったりしますが、教えてもらわなかったら通り過ぎてしまう自信あり!です。ドップラーは、理科で習うあの”ドップラー効果”の人。救急車のサイレンが通り過ぎる前と後で違う音に聞こえる‘あれ’です。カラヤンは有名な指揮者です。小沢征爾さんの先生だった人です。
← モーツァルトの家は見学可(有料)
ここでザルツァッハ川を渡り、旧市街へ。小道を通って”ゲトライデガッセ”へ。これは、通りの名前です。道幅も狭い通りで、商店の看板がヨーロッパらしい特徴があって可愛い通りです。ここにモーツァルトの生家があります。真っ黄色の壁の建物でかなり分かりやすく、中は博物館になっています。モーツァルトはここの4Fで産まれたんだって。博物館には楽譜や肖像画や鬘、髪の毛などが展示されていますが、髪の毛は本当に彼のものかわからないそうです。(遺体がまだ不明なのと、保存されている幾つかの髪束のDNAが一致しないのだそう。)
この博物館で見落としそうになったのは、一通りの展示部屋が終わって、お土産ショップ(3F)を出て、階段をくるっと降りたところ(2F)にまだ展示室があるところです!つまり、ショップもあったし・・・と気を抜いて建物を降りると、3部屋ほど展示を見逃すという構造になっているんですよ。一応、看板と矢印がありましたが、すごく見落としやすいと思います。
モーツァルトの生家を裏に抜けると、大学広場に市が出ていました。それも過ぎて、祝祭劇場前からせ聖ペーター教会の墓地を通りぬけます。ここは、墓石が並んでいるのではなくて、墓標は鉄製の看板のようなもので、回りを色とりどりの花で飾られていてとても綺麗な墓地でした。
教会を抜けたら、ホーエンザルツブルグ城塞のケーブルカー乗り場へ。たった1分で城塞のところまで登る、急斜面のケーブルカーです。定員いっぱい人を詰め込まれて窮屈の上、私のいたところからは余り眺望も望めず(ToT)
城塞に着いたら、街もアルプスの山も一望できて最高☆☆☆まずは、ケーブルカー降りて左手・北側を望んだ眺望です。
そして、城塞の中を見学。小さい要塞で砲台の跡や井戸、教会を観て歩きました。
そして、城塞の裏側・南側の眺望。これがまた絶景!!晴れて良かったと改めて思った瞬間です。
城塞はぐるりと一回りして、また、ケーブルカーで下山します。観光ルートは↓の通りです。
城塞から降りたところに大聖堂が建っている。これがまた大きい。聖堂の正面(ドーム広場)から写真を撮ろうと思ったら、1フレームにはとても納まりませんでした。何故なら、今は夏の音楽祭のシーズンなので、ドーム広場に特設野外ステージがあるんです。なので、こんな斜なものになってしまいました。屋根がないので「雨だったらどうするのかな」と思いました。
後は、レジデンツ広場とモーツァルト広場。それぞれ、銅像がどーんと建っていて賑やかでした。そうそう、この広場にモーツァルトチョコの老舗があります。直径3cm弱位の青い印刷の銀紙にくるまれた手作りチョコレート。少し高いですが、1粒売りもしていて味見をしてから購入も出来ます。お土産屋さんの赤い包装のものとは味が全く違い、すごく美味しかったです。このチョコレート、ザルツブルグの本店と支店でしか買えない代物です。
← 向かいの2階バルコニーはカフェ
中央ヨーロッパの旅 Part3 [チェスキークルムロフ] [海外旅行]
プラハからザルツブルグへ移動の途中、世界遺産の”チェスキー・クルムロフ”に立ち寄りました。この日は朝から快晴で、中欧でも暑い!日本と比べると、湿気はないので風が吹いたり木陰に入るとすっと涼しいのですが、日向は陽が刺すようにじりじり。中欧でも夏は帽子や日焼け止めが必要だと実感です。
さて、ここは手前に城壁を兼ねたお城がでーん☆と建っていて(プラハ城に次ぐ大きさのお城)(お城の周りが街の北側)、その奥に川に囲まれて(自然の川が丸く蛇行しているのが面白い!!)南側の街があるという不思議な地形。 街の大きさはとても小じんまりとしています。
では、正面から。まず、橋のようなのはお城の一部。下の通路を抜けると橋があって、 南側の街に行くことができる。けれど、我々はお城へ向かう。お城の全体図は写真(右下)の感じ。今は案内図の左上から右下(門)に向かって歩いています。
城壁に沿って、城の入口まで上り坂を行くと塔が見えてきます。城の入口には、「熊が飼育されている」というところも珍しい。
鉄格子の下(日本で言うならお堀?に熊さんがいるのだ。)
門をくぐって中に入ると、 少し広い庭があり、また門(建物)があって庭がありが続く。両脇の建物の壁面には様々な模様が描かれています。・・・といっても、だまし絵のレンガや彫刻なので、写真だと一発でわかってしまうなぁ(-_-メ)。
お城の中はガイド付きのツアーで一部のみ入場出来て、もちろん撮影は××。私は礼拝堂やサロンなどを回るルート1で見学しましたが、全体の印象で言うと、意外と地味でした。外壁のように中にも面白い絵が描かれていたらなぁと思ったけれど、普通でした。(チェコのお城は、いろいろな時代を経て建物が完成しているので、1つの建物で建築様式の変遷が見られるのが特徴ですが、余り豪勢ではないので、建物好きじゃない人にはちょっと退屈かもしれませんね・・・。)でも、このお城は「白の貴婦人」という幽霊の出ることで有名らしいです。観光案内所で売っていた街がイラストで描かれた絵ハガキにもちゃんと彼女が登場していました。
あと、南側の街の様子と教会です。教会は静かで私はここで友人に出すハガキを書かせて貰いました。
さて、細かい話は除けておいて、この街は抜群に景色が綺麗です!!!(↓最初の写真の橋の上と南側の街の展望広場から撮影しました。)
中央ヨーロッパの旅 Part2 [プラハ] [海外旅行]
最初の国はチェコ共和国。EU加盟国だけれど、自国通貨の国です。
ホテルはANDEL'S。中心からは少し離れていたけれど、ホテルの前にショッピングセンターがあって、初日の夜の暇つぶしも出来たので良かったです。もちろん、スーパーでチェコビールもチェック!!自国の方が大量買いしている銘柄を買ってホテルで飲んでみました。チェコはピルスナービールの発祥の地らしいです。飲みやすいけれど・・・意外と苦みが残るように思いました。
何故か、ホテルの横の広場に不思議な巨大展示物が!!ホテルの部屋からみると、本当に何故このコレクション?女性の下着や身だしなみ道具などの巨大モニュメントなんです。ドライヤーは中心にヒーターの電気がついているほどの精細さ☆
次の日は朝から観光へ。まず、プラハ城に行きます。プラハ城はお城というより、城壁内にいろいろな施設が集まった要塞のようでした。街を見下ろせる小高い丘にあるので、旧市街の殆どの場所から見られるところが流石”城”って感じです。
第1の庭と第2の庭を抜けたところに聖ヴィート教会があります。これが大きい。そして、正面入り口から数メートルで建物があるので、正面から全身の写真を撮るのがとても難しい(>_<)こんな感じです↓ 斜め横(第3の中庭)から撮影すれば、この通り、全部撮影可ですが、迫力はやっぱり正面ですね。
朝9時からだったので、入場に少し待ちました。中に入って、外の石の黒さ(黒い石ではなく、石に含まれている成分でこんな色になってしまうとか。旧市街に行くとまたわかりますが、プラハの古い建物は殆ど真っ黒です。)と全く違う白い世界に圧巻。これでも、天井高さは33mなんだとか。ステンドグラスも比較的新しいながらも、大きく、数々色とりどり綺麗でした。
↑ 主祭壇(右)、聖ヤン・ポムツキーの墓(左):純銀で出来ているらしく、キラキラしている。銀ということは、せっせと磨いている人がいるんだなと思った私でした。
そして、次に向かい側の旧王宮に行きました。ここは、写真撮影に入場料とは別の追加料金が必要とのこと。なので、写真は無しです。それほど大きな建物ではなく、キラキラした部屋もなく、特徴は入ってすぐにバーンと大広間があることです。
王宮と聖ヴィート教会の間を抜けると、聖イジー教会があります。赤い壁面が特徴的で、正面の中央上の窓はだまし絵になっています。
イジー教会から、建物の間の狭い道をてくてく下り、東門を抜けると(今回は黄金の小道は見られませんでした。)、ちょっとした広場に出ます。ここからは、街を2分するヴルタヴァ側、それに掛かる橋、 旧市街が一望できてとても良い眺めでした。曇り空が少し残念でした。
さて、ここから旧市街へ向かいます。もちろん、渡るのは”カレル橋” 橋の左右に30人もの聖人の同像や石像が並んでいる橋です。(私が文句なしに知っていたのは、フランシスコ・ザビエルだけでした。)ここは観光客がたくさん!!それも、修復工事をしているので途中で橋幅が半分に。「すりに気を付けて下さい」の忠告に納得です。周囲の風景や像を観ながら、のんびり15分ほどかけて渡りました。
カレル橋を渡ると、旧市街に入ります。お土産屋の立ち並ぶ小道を抜けて、旧市街広場へ。広場では小さな市が開かれていました。ここでみんなの視線を一身に集めるのは、旧市街庁舎のからくり時計です。 毎時、ちょうどに40秒間だけ動くのですが、10分前にはカラクリ時計の前は入り込む隙間が無いほどに満杯の人ごみに☆ゆっくり動く金色の骸骨(写真右下の左の一体)がなんともかわいかった(#^.^#)と言ったら、不謹慎だろうか?!
この旧市街庁舎は、展望台にもなっています。からくり時計があるため、3階までEVか階段で登ると、展望台への入口があります。そして、上まで登るのはEVかスロープ(珍しいと思います)。どちらも100Kc(≒500円)。私が展望台に登った時は、雲が晴れて最高でした。暑かったくらいです。展望台の回廊は狭いので、それほど人数はいない(と思う)のに満員でした。譲り合って、なんとか一周しました。
←中心の格子の中をガラスのEVが上下している。
旧市街で目立つ建物といえば、あとティーン聖母教会(右下)と市民会館(左下)。市民会館の前では、本日上演のオペラのチケットを街頭で売っていました。
最後に駆け込みで見たのが、またプラハ城側に戻って聖ミクラーシュ教会。入場締め切りの5分前に滑り込みました!!中に入って、本当に行ってよかったです。日本語のパンフレットもあるし、この教会は珍しく2階の回廊にも上がれました。もちろん、幼少のモーツァルトが引いたというパイプオルガンも天使が飛び交って、見事でした。見学時間が短かったのが悔やまれます(-_-;) [入場70Kc(≒350円)]
←外観(すぐ隣に別の建物が建っている)
この日の食事(蒸しパンは、チェコの代表的な主食で、例えると、味のない肉まんの皮かな。)
中央ヨーロッパの旅 Part1 [成田~プラハ] [海外旅行]
少しずつ、写真の整理と共に掲載していきます。
今回の旅行はJTBの往復日本航空チャーター便(もちろん直行便)利用のツアーの参加です。
出発時に成田空港第1のファーストクラスラウンジを利用しました☆飲み物の豊富な種類あるうえ、座席も数が多くゆったりしていて、「これが噂のラウンジか。」と。朝発だったこともあり、朝食を取られている方がたくさんいらっしゃいました。もちろん、飛行機の眺めもバッチリ。晴れていたら、もっと良かったんですけどね~(>_<)
プラハの空港は、外観を撮影する余裕が無く・・・。でも、到着後、空港内に飾られていた飛行機模型をパチリ。何度見ても、ヨーロッパの建物ってスリムだわ。地震が無いってこういうことなのねって感じです。さらに、プラハの国際空港は小さいのでジャンボ機がめったに離着陸しないそう。後の話ですが、そのため、飛行機マニアがジャンボ機の写真を撮影にきていたとか。とにかく、飛行時間約12時間、無事につきました。