クリスマスキャロル 3D映画 [趣味]
ディズニーのクリスマスキャロルを観に行きました。
3D版にすると、¥300別料金がかかるのですが、せっかくなので3Dで。その代わり、吹き替え版でした。
話しは言わずと知れたチャールズディケンズの内容そのままです。殆ど脚色されておらず、素直に原作だったので私としては○です。改めて見ると、「こんなに性格の曲がった人が素直にいい人に変われるのかなぁ?」 と疑問だったりしますが、そこは物語なので深く考えないことにして、古典を楽しむためにもいい映画だったと思います。
3Dは、正直、2時間観ると疲れました。まだ慣れていないからかもしれませんが、空を飛ぶシーンなどは迫力が出ますね。「その内、映画は全部3Dになるのかな。」と思いながら観ました。3D版は、(英語が得意な人でなければ)吹き替え版がお勧めです。 せっかくの映像なのに字幕を読んでいたのではもったいないです それと、3Dはやっぱり大画面で、ですね。
ヴィヨンの妻 [映画] [趣味]
”ヴィヨンの妻”を観に行きました。
副題の”桜桃とたんぽぽ”の意味がわからなかったのですが、映画を見て納得です。(ここでは理由はあえて伏せたままにします。)
静かな映画でした。
配役が豪華なのも見どころ?なのですが、それぞれがドラマなどとは違う印象を受けました。
太宰治ワールドが満開というか、邦画独特の雰囲気をいっぱい含んだ映画だったと思います。原作を読んだことが無かったので、先入観も全くなく観たのが良かったのかもしれません。映画を観てから、書店で原作を立ち読みしましたが、立ち読みでも読み終わってしまうほど短編だったことに驚きつつ、上手く映像になっていたと感心しました。
「生きてさえいればいいのです。」って締めのセリフあるのですが、本当に人生ってそうかも?
面白い!!という映画ではありませんが、太宰治の作品を感じるにはいいと思います。大人しい映像は寝てしまう・・・と言う人には不向きかなぁ
レッド・クリフ part2 [趣味]
part1を映画館では観ていないけれど、TVでやっていたのでそれで良いとして、今、上映されているのはPart2.
第一印象は、すごく真摯な映画だなってこと。大げさなCGの戦闘シーンのようなものが余り無く、着実に物語が進んでいくなぁ、と。途中で、延々と長い台詞もなく戦闘が続くところがあったのですが、余りにもありえそうな出血や人の死に方に少しむずむずとしましたが、1よりも2の方が最終決着がつく場面だということもあって、観がいがあったようです。
三国志の小説を読み返したくなりました。
スラムドック・ミリオネア[試写会] [趣味]
今年のアカデミー各賞を多々、受賞した作品ですね。
期待半分、覚悟(なんのだろう?)半分で出かけましたが、なかなか良かったです。
「スラムで育った少年が、ミリオネアで最高賞金を手にできたのはどうしてか?
彼は、なぜミリオネアに出場したのか?」
あらすじはこれだけです。なんとわかりやすい。
物語は、常に派手なアクションがあるわけでもなく、比較的淡々と進むのですが、話に勢いがあるというか過去の出来事と現在のバランスがいいのか、あっという間に2時間が終わっていました。エンディングで、皆が踊り出したのは「インドだなぁ」と笑ってしまいました。幼少期の快活な子供たちがすごくかわいかったです。
物語は、決して良いばかりの内容だとは思いません。スラムや宗教、急速に発展していく国の中で生き抜くという事の過酷さなど、難しい事案を扱っていると思います。その重さをこれでもか!と見せつけていないところがこの映画の脚本の凄さなのでしょう。
観てみる甲斐は、ある映画だと思います。
魍魎の匣(ハコ) [趣味]
家族がDVDを観たいと言ったのがきっかけで、レンタルしました。
難しい入り組んだ話を私の国語力で導入要約すると:
戦後間もない日本が舞台。連続少女バラバラ事件が起こり、付き合っていた週刊誌の出版社の記者によって、その事件に巻き込まれた小説家・関口や京極堂(神主であり古本屋)。また別の場所で同時期に起きた、女子高生の鉄道に飛び込んでの自殺事件。この少女は、莫大な資産家の唯一の相続者であったので、生死をさまよう状態ながら誘拐予告をされてしまう。この事件に関わった刑事がまた京極堂たちの知り合いであった。さらに、不思議な教団も関わっているようで・・・。
DVD(実写):
出演が堤真一、椎名桔平、阿部寛、宮迫、田中れな、など、豪華といえば豪華。タイトルから、怪奇もの?と思ったのですが、「探偵もの」と言われて観はじめたのですが、映像的には意外と怪奇ものだったと思います。まあ、話の内容は探偵ものといえば探偵ものですが・・・。鮮血がどばぁって場面があったり、背筋に悪寒の走るような深々とした怖さみたいのもありました。話は淡々と進み、2時間で複雑な関係が上手くまとまっていたと思います。時々、息抜きのような会話があるのが救いでした。アニメ版のDVDもあるようです。
小説(じっくり内容を知りたくて図書館で借りました。):
著者は京極夏彦です。今は、文庫版(上中下)もありました。やはり、入り組んだ話は文字で読むに限りますね。人物像が細かく書かれていました。複雑な事件の絡み合いや心理描写を追うことが出来ました。・・・が、こちらの方がDVDよりもずっと背筋を襲う怖さがあったように思います。DVDで怪奇な鮮血の場面を観ているだけに余計、リアルに想像できたからかもしれません。
怪奇もの(本格ホラーではないです。)が苦手な人は駄目かもしれませんが、名作の1つとしてお勧めします。今なら、まだDVDも今年のレンタルランキング30の棚の最後の方で見つけることができます。
ク・リ・ス・マ・ス点灯! [趣味]
パコと魔法の絵本 [趣味]
パコと魔法の絵本 ☆☆☆☆
予告を観た時から、絶対観ようと決めていた一作です。
出演が豪華ということもあったし、CGも使ったファンタジーだってことも興味がありました。
なんとなく、上映時間表で[字幕]を探してしまうような、邦画としてはかなり珍しい類の映画に思います。
おもしろかった&感動しました。
とても良い映画だと思います。
シリアスにどっぷり浸りたい人にはちょっと!!と言いたくなる場面があるかもしれませんが、
シリアスなのもいいけれど、余り深刻過ぎるのは苦手という人にはぴったりだと思います。
これこそ泣き笑いというのかな。
最後の場面にちょっと驚きもありました。
それぞれのキャストが本当に個性的なのも楽しいです。
なりきっている姿にこれって、小池栄子?とか、妻夫木聡だよね?とか。
劇団ひとりなどはそのままでしたけれど
絵本の内容になったら、全くCGアニメだと思っていた私には、
ちゃんと現実がそこにある程よくミックスされた作りにも関心しました。
大人も子供も楽しめる映画だと思います。
もう一度見ても良いな。お勧めです。
ぽにょ。 [趣味]
”崖の上のぽにょ”観にいってしまいました。
昨日のニュースでは、既に”千と千尋の神隠し”の興行収入を超えたとか。少し、分かる気もします。だって、あの「ぽーにょ、ぽにょ・・・まん丸お腹の女の子!」って歌は頭に残りますよね~。電車で小さな女の子が舌足らずで歌っていたりすると、思わず一緒に口ずさんでしまうくらいに。コンセプトは”お風呂で親子で歌える歌”だそうですが、見事に成功していると思います。
歌の話はさておき、内容ですが、一言でいえば「宮崎アニメだなぁ。」です。ぽにょの口調や元気のよさはトトロのメイをどこか思わせる雰囲気がありますし、登場人物のたくましさや動きは天空の城ラピュタのようです。話のあらすじは私がイメージしていたのとはちょっと違いましたが、勢いがあって100分余りがあっという間でした。どうだった?と言われたら、「観に行ってごらん」と答える作品ですね。
途中で、水がうわっと襲ってくる場面があるのですが、小さいお子さんが泣き出すといったこともありました。水が怖い子にとっては、びっくりしたのかと思います。子どもの感性にも驚いた劇場鑑賞でした。
インディ・ジョーンズ クリスタルスカルの王国 [趣味]
14日に先行上映で見てきました。
なんと!TOHOシネマに行ったら、10周年の記念で14日が¥1000.
これが、先行上映にも適用になるということで
おススメ☆☆☆
さて、本編ですが・・・なんとも言えない古めかしい雰囲気とあの名音楽が流れて、冒険というよりか探検で走りきった!!という感じです。楽しかったです。笑える場所もあったし、最近よくあるように妙にCGに走ったり、物語が世界的に大きくなったりしていないところがGOODでした。だから、話もわかりやくすて見やすかった。
良くも悪くも、最初から最後までインディでした。
シリーズが好きな人にはたまらないでしょう。
マジックアワー 観ました。 [趣味]
一足先に観た妹が、"面白かった"と連呼するので、行ってきました。
あらすじは(HPでどうぞ)あちらこちらで出ているのではしょって・・・・
今回は、なんといても佐藤浩一です。彼の演じる「デラ富樫」がいい!!!
これだけ三枚目に徹している佐藤浩一も始めてみたような気がします。
真剣に三枚目というのが、たまらなく可笑しかったです。
それと、脇役かな。綾瀬はるかとか、主人公の支配人(妻夫木聡)を支える周りが要所要所で良い味を出していたと思います。
本当に笑いました。一緒に観た友人が、「ストーリーを余り覚えていないんだけど?」と言っていたけれど、私はそれでいいのだとおもいます。なんといっても三谷作品の良いところは、劇場内でみんなが屈託無く笑えるところだと私は思うので。梅雨の時期、うっとうしさを吹き飛ばして笑いたい人にはオススメします