中央ヨーロッパの旅 Part8 [ブタペスト] [海外旅行]
長かった旅行もいよいよ、1都市を残すだけとなりました。ハンガリーのブタペストに到着です。
ブタペストはドナウ河を挟んで”ブタ(西側)”と”ペスト(東側)”がある。綺麗に河で分断されているのに1つの都市を形成しているところが面白いと思います。また、ちょうど滞在した最後の日8月20日が建国記念日ということもあり、いろいろ式典も見ることが出来ました。(祝日は法律で”お店は休む(従業員は休ませる)”と決まっているそうです。大通りのレストランなどは営業していますが、お土産の店やスーパーなどは休みなので買い物には不向き。ガイドに祝日営業とあっても、この日は別扱いらしい。)そうそう、ハンガリーでは、祝日は国立の博物館等の入場料が無料になります。西洋美術館に行って知りました。ラッキー
(観光はツアーで巡った日と自由行動の日とあったのですが、街も小さくかなりダブっているので場所ごとにまとめて紹介していこうと思います。)
さて、観光はペスト側の英雄広場から。 式典の予行練習をしていて、広場の真ん中には行けませんでした。まず、式典前の日の様子。
広場の駐車場にある砂時計は1年を計測しているそうです。リングの外側に溝が掘ってあって、砂が全部落ちると”えいっ”と手動でひっくり返すんだって。大変だ! それと、広場の西側にある美術館(現代作家の作品があるそうです)。 向かい側には西洋美術館があります。
次の日の式典の様子。軍によるなんか・・・やっていました。戦車とかもありました。暑い中、見学者は広場の左右にある美術館の階段に座ったり日傘をさしたりしていました。この広場、広くて日陰がないんですもの。
軍のテントで無料で配布していたもの。タプタプの袋をみんな貰っていく。「これなに?」と思ったら、冷たい水でした。
式典といえば、ついでに。ハンガリーは海に接していないけれど、海軍もあるそうです。まぁ、でっかい河があるんだから可笑しくはないですね。新しい軍艦?の進水式もしていました。う~ん、かわいい。
次は”聖イシュトバーン大聖堂”。ベスト側にある大聖堂で、ハンガリーでは2番目に大きい。完成したのが20世紀になってからということもあってか、結構、新しい感じのする建物で装飾も色あせが余りない感じです。近代になって、これだけのものを作るのは財力等々大変だったのでは?なんて考えたりもして。宗教建物ってどの国でも、豪勢だなぁ。
大聖堂の中央の塔は96mで、両サイドの塔が80m。展望台になっているので登って街を一望することができます。本来なら、2台のEVを乗り継いで展望台まで行けるようですが、私の行った時は何故か地上から途中階に行くEVが使用不可××。狭い螺旋階段を登らねばなりませんでした。途中階からは階段、EV共に使えました。風が強かったですが、タイル製のカラフルな屋根など歩いていてもわからない街の一面が見られて良かったです。
次に、国会議事堂。 右上の写真の高い建物です。この建物も高さは96m。内部は見学ツアーでしか入れないので、自由時間にこのツアーに参加したかったのですが時間的に無理だったので断念一日近いフリー時間があったけれど、それが祝日だったのがミスでした。建国記念日だから公開していても良いだろ~と言いたい。片側がドナウ河に面していて、建物も大きくて、一枚の写真にはとても納まらないです。ドナウ河は散策路と建物の間に道路があって、びゅんびゅん車が通っていて横断歩道もないです。でも、みんなタイミングを計って「えいやぁ」と渡っていました。渡り始めれば、車は減速したり止まってくれていました。夜、クルーズでも何とか撮影しました。
↓ 横側 ↓ 正面側
↓ドナウ河側 ↓ドナウ河から(夜)
ついでに、くさり橋~国会議事堂のドナウ河のお散歩で撮った写真を掲載。河、路面電車、道路、歩道の場所と、川沿いに歩道があるところとありました。全部、ペスト側→ブタ側です。
では、ブタ側へ。
ドナウ河を挟んでペスト側とブタ側を 繋ぐ有名な橋が”くさり橋”です。通常は、車か両サイドの歩道で渡りますが、記念日は歩行者天国になっていました!!せっかくなので、橋の真ん中を通って行き来しました。写真もこの角度からはなかなか撮れないでしょう?!
”漁夫の砦” マーチャーシュ教会まで上がる階段は無料です。が、広場から上のこの、ちょこっとした展望台が有料なんですよ。ちょっと、やり過ぎでは?と思いたくなります。景観は抜群ですけどね。今は、一部修復中。
砦の前にあるのが、マーチャーシュ教会。屋根のモザイクが可愛い教会です。
内部はちょっと風変わりで、壁や柱一面に描かれたモザイク画が印象的です。これは、トルコ軍に占領された時にイスラム寺院に変えられてしまった時の名残というか、後からゴシック様式に戻す時に残したんだとか。良いのかそれで?!建物内の装飾を観て回るのが楽しい教会です。
↑イシュトバーンの頭部像 ↑ステンドグラス ↑入口の扉
時々ある色とりどりの建築用タイル(屋根瓦)は、ハンガリー陶磁器を代表するジョルナイ工房製だそうで、時々、街中の建物の壁にも写真のような埋め込みがあったりします。螺鈿のように七色に光って綺麗です。 (聖イシュトバーン大聖堂前の建物で撮影)
お土産には、自分用にヘレンドのティーカップをセットで買い、あとパプリカの粉やプロポリス、刺繍のテーブルクロスなどを買いました。中央市場に行って、いろいろ買い物をしながら絞りたてジュースを飲んで楽しかったです。パプリカに甘口と辛口があるなんて知らなかったです。一日動くには、やはりトラムやバス、地下鉄が便利。地下鉄は地下浅い場所:30段くらい階段を降りると駅のホームがあってびっくり。小さい電車と駅ですけれど、それも趣があって〇
後は帰途。 ハンガリーの空港は今、拡張中らしいですが小さいです。だから、帰り便のジャンボがひときわ大きく見えました。ラウンジも小さかったです。(パソコンの日本語表示がどういじっても文字化けしてWebが見られなかった)そ・れ・と、最後の最後に飲んだハンガリービールは余りお勧めしません(>_<) 写真のやつ。
あと少しだけ続き・・・
ペスト側のカフェ・ジェルボーでティータイム。テラス席も沢山あって、待つようなことは無かったです。カフェオレとフルーツパフェを注文。(前日に行った人から、チョコパフェは食べるのが大変だったと聞き、フルーツにしました。)フルーツが沢山入っていて、アイスクリームもあっさり目で美味しかったですケーキの数も多い店でした。有名なだけあって、観光客らしき人が沢山いました。お値段は・・・高級です。
追加するまでもないかもしれませんが、ブタペストのホテルが酷かった
水
回りから突然、バキュームしているような音が鳴る。それも、頻繁に鳴る。配管を修理したと思われるタイルのはがし跡もあるし、フロントに部屋替えを申し出
たら「もう、既に苦情が出た部屋しか残っていない」だって。確かに、ツアーが2組泊まっていたけれど、「そんなに苦情が出たのかい?」と疑いたくなりま
す。結局、申し訳ないながらツアーの添乗員さんに部屋を交換して頂きました。その節はお世話になりました。<m(_ _)m>
NHブタペストはお勧めしません!!
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