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北欧旅行 その7 ヘルシンキ観光と帰国 [海外旅行]

あっという間に最終日。今日も朝はゆっくりです。どうしてかな?と思ったら、日曜日でした。
日曜日は観光できる教会なども、12時からOPENが多いみたいなのです。

始めにテンペリアウキオ教会に行く。ここは岩盤を掘り下げて作った教会で、コンペが2度ほどあった建物なのだそうな。鐘楼とか普通イメージする高い塔のある建物とは全く違って、平屋たてほどの高さだし洞窟に入っていくような入口。だけれど、中に入って驚く。すごく明るい。
曇りなのに、晴れと遜色ない光が差し込んでいた。屋根はどうかかっているのかな?と見たけれど、どうやら岩盤に突き刺して固定しているよう。コンクリートは型枠の木目がそのまま出ているタイプのものだった。

続く・・・


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北欧旅行 その6 ヘルシンキ [海外旅行]

今日は、もうヘルシンキへ移動。本当に忙しい旅行だ。なんと、残念なことに今日もが心配な空模様。ヘルシンキへ着くとそこはやっぱり・・・雨でした。せっかく、1日の自由行動日なのに・・・ざあざあ降り!!

とりあえず、なんだかんだとお昼になってお腹もすいたので、中央郵便局へ。そこのカフェでキッシュやケーキを食べる。
なかなかのんびりと良い感じでしたよ。ムーミンの絵葉書は博物館に入らないと買えないかと思ったけれど、併設のショップでOKでした。記入コーナーもあったので、そこでこの旅で最後の手紙を友人に書く。もちろん、ムーミンのセットでね。
(毎年、柄が違うみたい。カードと同じ柄の切手の6枚組みセットで6.2ユーロは安いでしょ。)

そのころ、雨は止んだり降ったりになっていました。どうやら、傘をささずにすみそうです。
今のうちに移動だ!と郵便局を後にして国立博物館へ。この建物はアルヴァ・アルトの建てたものです。

続く・・・


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北欧旅行 その5 ストックホルム [海外旅行]

朝がゆっくりだったので、昨日行けなかった魚市場を見てみようと思ってホテルを出るが、あいにく今日は朝から雨。道もしっかりぬれている。ベルゲンは日々雨のふる場所のようだから、これが普通なのだろう。天気に負けてはいけない!!だいたいの目安でこっち、あっちと歩いていたら、海に出た。でも、なんか昨日見た通りの感じと違う。それでもとことこ歩いていたら、どうもフェリーなどが着く側に出てしまったらしい。まあ、しょうがないので当たりをみながらぶらぶら朝の散歩と決めた。なんとかわかる場所に出たし、これもよしとしましょう。この散歩で、ベルゲンは港町なのに起伏の激しい土地だということが身を持ってわかった。まるで長崎のように急な坂があちらこちらにあって、ボール遊び禁止の標識や子供飛び出し注意の標識をたくさん見かけた。
雨がひどくなるばかりで少しも空が晴れないまま、空港へ。またもや国際線なので荷物預けから手荷物検査から時間がかかる。航空機はますます移動がやっかいになってきた。なるべく、荷物は簡潔に少なくまとめるようにしないとね。そういえば、ベルゲンで港に虹がかかっていたらしい。旅の途中で友達になった人が写真を見せてくれた。なんと!2重に虹がかかっていてとても綺麗だ。見られなかったのはとても残念。

ストックホルムに着いて、手荷物を持ってそのまま市内観光へ。既に時間は3時近い。この時間から観光ってどれだけみられるんだい?って感じ。今回は移動も多くてこういう展開ばかりだ。市内観光といっても3時間くらいで駆け足でめぐる。ほとんどのガイドさんが時間のなさに嘆いている状態。そうだよね、半日観光、半日自由の丸一日は時間が欲しいもの。また、ゆっくり来なさいというとこなのかな。

ともかく、最初に4時で閉まってしまう市庁舎です。

ここはノーベル賞の晩餐会も開かれるところで観光の名所になっているみたい。入場は無料だけれど、市庁舎なだけに入れないことも多く、また、受付でもらったシールを貼っていなければいけない。通りのゴミ箱がカラフルに飾られていた“City Hall”のシールがこれだとここでわかる。中に入ると大空間があった。赤レンガ造りでどっしりした外見と高い天井に圧倒される。これで市庁舎って、本当に事務スペースがあるの?と聞きたくなる。きっと、公開しているのは一部なんだろうな。ノーベル賞の晩餐会時はこのホールに1300人が座ると聞いて更にびっくり!確かに広いけれど、1300人も入ったら人の出入りする場所がとれるのかなぁ。写真は予想通りに人で空間が埋まっていた。

続く・・・


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北欧旅行 その4 フィヨルド観光とベルゲン [海外旅行]

フィヨルド観光の当日、余り晴れないと聞いていたので天気を心配していたけれど起きたら快晴。既に、青空が見えていた。朝の出発時間がゆっくりだったので、周辺を散歩する。冷たい空気だけれど、美味しい。ホテルの周辺は部屋の前も反対側もすでにフィヨルドだった。大きすぎて、写真ではとても入りきらない。つくづく、人間の視野のすごさに感心する。

ここからクルーズの船の出発点までバス移動。途中のラルダールトンネルは全長23kmもあり、すごく長かった。途中にバスを止められるスペースがあり、ライトアップもされていたから写真を撮る。それにしても、長いトンネルって暇。
 
↑トンネルの途中。北欧らしく??トンネルは掘りっぱなしで岩盤がそのまま見えている。日本じゃ到底無理な話。それも、土地の成り立ちの違いよね。その代わり?この硬い岩盤を砕くためにノーベルのダイナマイトが出来たというのは有名な話。

クルーズの出発点はグドバンゲンというところ。本当に河に見える渓谷の流れが全て海なんて信じられない。時々、香る?潮のにおいだけがそれを教えてくれる。クルーズの船はそんなに大きくないけれど、3階建てで他の日本人ツアーも一緒だった。(大阪からきたみたい。ビジネスクラスを使う豪華旅行者たちはやはり年配の方が多かった。それに、パスポートを取られてしまった人がいるなんて怖い話も聞いた。)その他、たくさんの人が乗っていた。今回クルーズするのは、4つある有名なフィヨルドのうち、一番長くて深いというソグネフィヨルドだ。湾なのにもかかわらず、長さは200km、深さは1300m以上あるらしい。周りの山?岩?が高いので、出発してから河が狭いうちは船が影の中を進む。風が冷たくて、はっきりいって寒い。綺麗な風景に見とれながらも、寒さを忘れることは無理だった。

続く・・・


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北欧旅行 その3 オスロ~ラルダール [海外旅行]

3日目(9/12) オスロ観光の後、ラルダールへ。
DFDSで迎えた朝は綺麗だった。日の出の方向の窓ではなかったけれど、街や山が近くに見えるようになっていた。(朝焼けの写真はその2の最期にあります。)


オスロで船を降り、そのまま観光バスで市内観光へ。ここでは美術館などが見学できる予定なのでとても楽しみだ。
始めはバイキング船博物館。バイキング船はとても綺麗な状態で保存されていた。冷たい凍った大地の中にあったから木が腐っていなかったのだという。自然の力はすごい。バイキングは王族が亡くなると、船はもちろん鍋などの生活品から家、家畜まで全て身の回り品を一緒に埋葬したらしい。良く聞く話。それよりも、たった三十数人乗りの船が高速船と呼ばれ、アメリカまでも行っていたというのだからたくましい。そりゃあ、余り物資も積めないし、略奪するしかないな。と納得してしまったりして。生死がかかっていれば、そりゃあ強いでしょう!

続く・・・


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北欧旅行 その2 [海外旅行]

2日目(9.11) コペンハーゲン観光の後、オスロへ
朝から天気は上々。少し冷たい空気が気持ちよい中、午前中のコペンハーゲン観光へ。
この地域には、アンデルセンが住んでいたという家が幾つかあり、ちゃんと窓の外に石版で印がありました。

チボリ公園などを車窓から眺め、アマリエンボー宮殿へ。女王様の夏の宮殿ということで、もちろん衛兵も見張っている。観光地の1つだからしょうがないかもしれないけれど、同じような宮殿が広間を介して並んでいるのに1つの前だけ人だかりでした。

それと、この近くのお土産屋の前でかわいいバイキングを発見しました。

続く・・・


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北欧旅行 その1 [海外旅行]

9月10日から17日まで少し遅い夏休みを取って、北欧諸国へ行きました。
なかなか、写真の整理がつかないのですが(デジカメは便利でつい、枚数が膨大に
少しずつ、出来たところから載せていこうと思います。気長にお付き合いくださいませ。

さて、今回の旅行は8日間(実質は7日間)で北欧4カ国をめぐるという随分強硬スケジュールです。移動が大変なのでツアーの利用にしました。北欧は物価も高いし・・・と思っていたのですが、ツアーの代金も他の主要なヨーロッパよりはずっと高し、ツアーの企画自体が少ない。参加者も年配の方が多いのでは?と危惧していましたが、思っていたより若い方ばかりでした。(みんな、同じようなことを思っていたらしいです。)2つのツアーを見ていましたが、片方が人数不足で催行不可になったので、日本旅行のbestで行きました。

finnair使用確定ツアーだったので、もちろん、飛行機はfinnair。私は利用するのがはじめてです。よく考えたら、午前中に出発の便も初めてでした。今は航空機に乗るのに荷物チェックが厳しくて時間がかかりますね。今回も、搭乗手続きに30分以上並んだんじゃないかな。ヨーロッパ諸国では(北欧だったからかもしれないし、利用者や検査官の慣れもあるのでしょうが)去年のイタリアの時よりは検査がスムーズになっているように思いました。

とにもかくにも、9月10日(月)午前11:00にヘルシンキ行きの飛行機は予定通り離陸したのでした。
 finnairの機内食はこんなでした。
機内エンターテイメントは映画はもちろん、ゲームやTVドラマのダイジェスト版(プリズンブレイクとか24とか)などがあって多彩!!最近は、寝るどころじゃないですね。私は観たかった”ファンタスティック4”があったのですぐにチャンネルを合わせました。確か、前作も飛行機内で観たと思います。ちょっと得した気分♪

ヘルシンキで乗り継ぎなので、最初に降りたのはフィンランドのヘルシンキ。
ここでEU諸国の入国手続きをする。フィンランドは統一通貨なので、お金はユーロです。予定より早い到着だったので、少しだけ買い物する時間がありました。到着して夕飯が無いのが心配だったので、パンとチーズを買いました。

ここから2時間ほどでコペンハーゲンに到着しました。上空からの写真で、違いがわかるかなぁ。感想としては、ヘルシンキの周辺の方が地形がごつごつしていた感じかな。

 

コペンハーゲンに着いたのは、夕方です。雨が止んですぐだったらしく”虹”を見ることができました。さい先よいスタートといえそうです。寒さを気にしていたのですが、外に長くいることもなかったので初日は機内持ち込みした上着だけで大丈夫でした。この日は、ホテルに行ってそのまま解散です。
※コペンハーゲン:デンマークはEUに加盟しているものの、通貨はデンマーククローネ。議会で統一通貨の利用が拒否されたそうで、いまのところユーロになる予定はないらしい。ということで、デンマーククローネを調達。


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5・6日目:ミラノ観光 [海外旅行]

ベニスからミラノへ移動の途中、ベローナに立ち寄り。ベローナも世界遺産都市で、かの有名なシェイクスピアのロミオとジュリエットの舞台で有名。しかし、見所は満載です。こざっぱりとして綺麗な街だと思います。
ダンテとの由来も深く、こんなオブジェもありました。もうひとつは世界遺産に登録した記念みたい。ローマのものより一回り小さいけれど、コロッセオもあって毎年コンサートなどが行われているそうです。

ミラノ観光はとても色濃いものでした。当初の予定だと6日目は観光出来ないようでしたが、飛行機が夜遅かったので夕方まで自由行動に。それを踏まえての案内をしてくれたので、自由行動の用意をしていなかった私達には、とても助かりました。
この日、サンタマリア・イル・デ・グラッチェ教会の“最後の晩餐”を観賞する予定でしたが、人数の関係で私は6日目の枠に回りました。最後の晩餐は人の吐く二酸化炭素量の調整?のため、一度に25人ずつ15分入れ換えの完全予約制です。予約は専用電話でのみの受け付けだそうです。今は3ヶ月先までいっぱいだとか。1つの絵画を見るのにこの大事は凄い!ここまで!と思いつつ、自分もその中の1人なので言えません。(@.@) 
一緒に教会まで行き、他の方が観賞している間はお隣りの教会本堂を見て回りました。内部は本当に教会そのままの姿で照明などがほとんど無く、夕方の暗さが教会の厳粛さを引き立たせていました。絵画がはっきりと見えなかったのが残念ですが、本来はこういうものなのでしょう。入る時間があってよかったと思います。

最後の晩餐の観賞時間“15分”は短いか?長いか?私を含め、ツアーの方々の意見の殆どはちょうど良い、です。驚いて、じっくり見て、背面にある絵を鑑賞して、もういちど戻って、はい、15分。始めは短くないかな?と思っていたのですが、全然そんな事は無かったです。観賞する絵はこの部屋には2つしかありませんから。適度に余韻も残って外に出るので「また来たいな」と思えるところもいいですね。絵画鑑賞が好きじゃない人はもっと早く退出もできますが、長くいることは出来ません。
さて、絵の感想ですがやっぱり、本物は良いです。色合いとか雰囲気とか、絵の大きさだけでなく、全体が持つ雰囲気に圧倒されました。せっかくの一点通し画法なのに、私の身長では食堂の一番後ろまで下がっても視点が少しずれてしまい、もう少し背が高かったらな?と思いました。(↑この絵は細長い食堂の短辺の壁にあるのですが、部屋と絵が続くように描かれていて、上手く視点が合うと部屋が実際より奥まであるように見えるのです。)最期に観賞したこともあって、この余韻を持って帰国できるなんて幸せでした。見に来て本当によかった。

ミラノ市内ではもちろん、大聖堂。正面は修復中で半分以上がカバーされていたので写真はお預けにしました。でも、中は公開中です。光によってステンドガラスの様子が変わるというので、夕方と朝方と2度も行ってしまいました。朝は屋根へ登って市内を展望もしました。屋根に登るには聖堂の横からEV(6)か階段(4、277段)です。以外とたくさんの人が上がっていました。屋根だけに足元がちょっと斜めな場所を歩きますが、晴天の空の下で気持ちよかった。機会があれば、是非、登って下さい。お薦めします。



↑聖堂より街中を望む。\(^o^)/

後は、スカラ座。ちょうどドン・ジョバンニのリハーサルをガラス越しに見学できました。リハーサルが始まる前は3階の客席から乗り出してホールを眺められました。オペラなんて観た事はないけれど、一度は行ってみたいと思いました。歴代オペラ歌手の肖像画などが飾ってあって、モーツアルトの髪の毛とか、ショパンの手の石膏とか面白いものもちょろっと。

終ってみれば、かなりかけ足の旅行でしたが、内容は随分と濃かった気がします。2度目ということで、覚えていた知識を再確認したり、再発見する事柄があったり、楽しかったです。(ブログにしてみれば写真が少なく説明がいい加減な気も・・・。残りは直接聞いてくださいね。)まだまだ見落としているところや行かれてない所もたくさんあるので、また、行かなきゃね。

P.S ベニスで出会ったぴったんこカンカンの俳優さん始めスタッフの方々と帰りの飛行機が一緒でした。いろんな意味で、最後まで見所満載だった。


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4日目:ベニス観光 [海外旅行]

午前中はまたもや霧が出ていて、本島に渡る船からの景色もかすみ気味。海は穏やかでした。本島ではまず、デュカーレ宮殿を見学。

ここは中庭意外、撮影禁止です。世界1大きな絵(大きすぎて畳○○枚分とかいわれてもよくわからない!!)のある大広間や有名なため息橋などがあります。ベニスの建物は、重さを軽くするために木造&煉瓦で出来ています。宮殿も例外ではなく、床がとてもふかふかですがそれほど気にはなりませんでした。日本の建物の殆どが同じような感じだからかな。地震に比べればずっと微動だしね。

↑奥の短い橋がため息橋です。

お隣りの教会は正面がキラキラです。これまで見てきた教会の殆どがたくさんの彫刻で埋まっているのに対して、この聖マルコ寺院は絵が多いです。ガラスで作ってあるモザイク画らしいです。さすが、ベニス☆

ゴンドラは寒くなる夕方を避けて少し早めに乗りました。6人乗りで、船の上では席が交代できないため、始めに体重配分を怠るとずっと傾いたまま・・・。それでも、沈んだりせずに漕いでしまう船頭さんはすごい。私達の前に乗っていた方が片手にシャンパン持参で、船上で乾杯なんて粋。「用意がいい!」と感心してしまいました。考え付きませんでした。機会があったら、やってみたい。ゴンドラの途中でマルコポーロの家が見えます。一緒に乗っていた方が何気なく、「ここは誰の家?」と通過中の家の壁を指したら船頭さんが「○○」と答え。「・・・」一瞬、何て言ったのか全員が沈黙したけれど、わかってみれば「ジャック・スパロウ」だって。無口なようで茶目っ気のある人だったようです。ゆっくりと運河から海に出て一周40分ほどの旅でした。

私は体験できませんでしたが、ベニスは時々、海に浸かるそうです。それも、最近は頻度が多くなったとか。高潮などの時に歩くため、広場に机ほどの高さの足台がずらっと並んでいました。晴れの日はみんなの休憩椅子になっていました。

P.S ここで、TBSテレビのぴったんこカンカンの撮影に出会う。特番だな、きっと。    それと、この日のホテルは地元の旅行学生(小学校から高校まで)と一緒だった。ピンポンダッシュならぬ、ドアノックダッシュを夜半まで繰り返されて、よく眠れなかったけれど、話のネタの1つにはなったかな。何処の国の子供もする事は同じだ。


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3日目:フィレンチェ市内とピサの観光 [海外旅行]

ウフィツィ美術館の予約が朝一番ということで、まだ息の白いうちにホテルを出発。朝早いと道も空いていて、人も少なくていいですね。
ぴんとした空気の中、先にベッキオ橋に足を伸ばします。

ウフィツィ美術館は、以前、ストライキで入れなかった美術館なのでとても楽しみです。

ここは飲料の持込が禁止。ツアーの人の分を袋に集めて手荷物預けです。入場口からいっきに250段余りの階段を上がって4階から始まりです。(EVもあり)
ガイドさんと一緒に主要な絵ボッティチェリの“ヴィーナスの誕生”とか“春”を始め、レオナルド・ダ・ビンチの“受胎告知”などを見てり、少しの自由時間。思いかけず、レオナルド・ダ・ビンチの特別展があって、いつもはない作品やノートも見られて嬉しかった。(ノートは、日本での公開があったけど見そびれたのよね。)いろいろな理論の模型などもあって楽しかった。時間が短かったからかなり駆け足だったことが残念です。絵画もまだまだ見足りません。ここはもう一度挑戦かな。

美術館から出ると、霧でいっぱいだった空が晴れていました。大聖堂(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)もてっぺんまで綺麗に見えて良かった。

教会内も実は始めてでした。前回はミサで入れなかったのよね。ヨーロッパは教会の見学が多いので、日曜日や時間帯によってはどこも外から眺めて終わりってことにもなりかねない。今回は土曜出発が正解だったみたい。

この聖堂は白と緑の大理石で出来ていて、ブルレネスキという建築家が足場なしで組み上げた八角形のドームが有名。今でも同じように作れる人がいるのかな?内部にあった絵画に「おっ、バベルの塔が描いてある!」と写真をぱちり。{いつのころからか、わたしはバベルの塔の収集家。美術館などで絵画をみつけると絵葉書を買って帰ります。これも、ブリューゲルの影響だな。早く本物を見に行かねば!という話はおいておいて、}大した説明はなかったけれど、帰宅して調べたらやっぱり有名な絵でした。他にも聖堂の正面にあるサン・ジョバンニ洗礼堂の天国の門(ギベルティ作)などガイドさんの話は尽きない。鐘楼にも登れるみたいだった。けど、お預け。

昼からはピサへ。白い斜塔を撮影するにはもってこいの青い空。駐車場から現地までは10分ほど歩きました。ピサの斜塔は数十年かけて基礎の補強工事が行われて、少しだけ傾きが修正されたそうです。今は登るのは予約制とか。
洗礼堂では内部の音の反響をみせるために数時間おきにデモンストレーションがありました。音が響きながらすっと抜けていく感じがしました。
以前に来た時は、基礎工事をするために倒れないよう錘で引張ってバランスを取っていたのですよ。あの時は、それがこれからの状態だと思っていました。間違いで良かった・・・。現在は、黒くなった表面を白く戻す清掃作業中です。遠くから見ればあまりわかりませんが、近づくと4階以上と3階までは白さが違いました。
ここならでは・・といえば、ここほどみんなが必死になって変な格好で写真撮影をしている場所もないでしょう。斜塔を支えるのではなくて、もっと奇抜な格好はないかな?と友人と考えましたが、即席では無理でした。@.@


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